どうも、まさきちです。
最近よく弊社副社長から、なんでABSを使うの?
と、言ったような質問をされます。
特に、コレじゃないと絶対ダメ‼みたいな理由はないのですが、世の中にはアルミ削り出し、チタン削り出し系の重量系のシフトノブ、POM製の軽量系シフトノブ。一般にジュラコンと言われてるやつですね。こんな感じで様々な重さ、素材、デザインのシフトノブが溢れています。
沢山ある中で、私好みの物がなかったんですよね。
そこで、作っちゃおうって事で作り始めたのが弊社オリジナルのシフトノブなんです。
素材はメインでABS系樹脂を使用し、ネジ部にSS400又はSUS304の金属製のカラーをインサートして重量バランスを調整したものになります。
まず、私の持論として重くて楽にスコッと入るようなシフトノブ多少無理にでも入ってしまう為、あまり好みません。
よくある軽量のPOMのシフトノブは、軽くて良いのですが、素材特性上塗装がしにくいです。
そして、コンマ一秒とかそういうタイムを競うわけでもないので、軽ければ良いわけでもない。
上記の理由からABSを採用しています。
因みに、私の記憶が正しければPOMよりもABSの方が比重は軽かった気がします。
何もない白紙状態から、シフトノブ本体のデザイン、内部インサートカラーの設計等すべて自社で行っている完全オリジナル商品になります。
もちろん、デザインを作る上で人の手のひらに自然にフィットしやすいRのつけ方、操作しやすいサイズ感。そして、本体と内部カラーの位置関係等、試行錯誤して開発しています。
もちろん、金属が入っている分多少重量は増えます、が、実際に使ってもらえば分かります。
重くもなく軽くもない、絶妙な重量になっております。
先日、12月19日に成田で行われたPhantomDayにてブース出展させていただきました。
その際に、お客様に実際に手に取っていただき多くのお客様に「軽い!」と驚かれました。
実はすごくうれしかったです。
実際見た目だけでは重そうに見えますよね!
これは、実際に手に取っていただかないと分からないなと改めて思いました。
少しでもお安く提供する為、店舗での販売は考えていないのですが、沢山の方に実際に手に取っていただく為に今後サービスを改善していきたいと感じました。
こちらは、弊社スタッフ全員が同じ意見でしたので、今後優先して解決策を考えようと思います。
※重さに関しては好みがあり、重いほうが良いという方もいらっしゃると思いますが、重いと多少無理にでも惰性でギアが入ってしまったり、単純に0→1の初動が遅くなるため長時間の運転が疲れやすい。などの理由から、基本は軽いものを好んで設計しています。
実際に、過去にはSUS製のシフトノブを使ったりもしていましたが、なんか疲れるなぁ・・・
なんかしっくりこないんだよなぁ・・・から開発しました。
こんな感じで、いつも通りまとまりの無い文ですが、今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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